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Channel: 天体写真どたばた日記
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昨夜のテスト撮影

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昨夜は月出まで晴れそうだったので新宮池に行って来ました。

途中の春野の温度計は10℃
現地着は16時頃
さっそく望遠鏡を出して外気にさらします。
このときの気温7℃

機材を組み立て、まずは5D Mk2でワイドマウント内蔵フィルターの確認
イメージ 1

左下が、ちょっと延びていますが、これ以上の調整は止めました。
右側は少し肥大しています。
後から確認すると、こんな状態
イメージ 2

やっぱり右側が肥大しています。
調整するためには6箇所のうち4箇所(残り2箇所はレンチが入らない)のイモネジを緩めてリングを動かします。
しかし、油断するとカメラが落下しそうです。
風が強くて体感温度は低下。危ないため調整は諦めました。
使えそうだとわかっただけでも良かったです。

M34
 ISO1600 3分8枚
イメージ 3

フラット
 四隅はケラれています。
 気になるのは右側が若干暗い
 このカメラは昔から右側の処理に苦労します。
イメージ 4

お次は、冷却CCD (BN-82L)
 L画像(10分)
 風は時折、車を揺らすほど
 シーイングもメタメタの状態にしては良いのかなぁ と思います。
イメージ 5

 フラット
イメージ 6
 フィルターが小さいので若干ケラれています。
 流石に645のようにフルサイズ近辺でフラットではないです。
 中央集光が強い感じ これから、これに悩まさせられそうです。

で、もって試写結果
イメージ 7
L:10分 5枚 RGB各5分3枚(ビニング)
ダーク、フラット処理

雲の通過もあって、Lの枚数が稼げませんでした。
安いORIONのフィルターなので星の回りにハロが出ますが、矢のようなゴーストは出ませんでした。
デジカメの方もゴーストは大丈夫だと思います。

それにしても広い画角です。

帰り(3時頃)の春野の温度計は8℃
撮影中の気温は、18時からずっと6℃
こんなに温度変化が無いと楽
そんな訳で、ピント移動値は掴めませんでした。


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