昨夜は、ぼうら屋遠征に続きyamatomoさんに作ってもらったFT2232D基板のテストをしました。
この基板はUSBケーブル1本で2ch(2つのCOM)を使えます。
1chは赤道儀のSynscan on GPとEQMODを接続します。
これでハンドローラーの面倒な設定なしにPCから星図(Ciel)を使って導入できます。
もう、1chはTezさんに作っていただいたシャッターコントロールソフトと組み合わせてインターバル撮影できます。
こちらは、PHDと組み合わせてディザガイドが可能です。
ディザガイドとインターバル撮影なら、Backyard EOSでも出来ますが、風の影響を考えてUSBケーブルより細いShutterケーブルで接続したいのです。
今までは、USB-IOを使った我楽苦多工房さんのものを使っていました。
またカメラをNikonに替えても使えそうです。
Tezさんによれば、このソフトは改良してくださるとの事
その将来性にも賭けてみたいです。
テスト自体は成功でしたが、撮影結果はイマイチ
天頂付近ではガイドエラーが連発
フィルター間違え事件&レデューサ落下事件もあって、枚数は20枚どまりとなりました。
こちらが昨夜の撮影結果です。
Vixen GPD2赤道儀(Synscan on GP仕様) + miniBORG60ED(7885 0.85X) + Baader
UV/IR Block Filter
PHD + Lodestar + FT2232D基板でディザガイド
Cooled EOS60D(-15℃) ISO1600 5min X 20
UV/IR Block Filter
PHD + Lodestar + FT2232D基板でディザガイド
Cooled EOS60D(-15℃) ISO1600 5min X 20
Dark X 8, Flat X 32, Flatdark X 32
7885ではAPS-Cサイズのカメラでも周辺部が伸びます。
そして、ハロも出ます。
ピント位置を変えるとハロはマゼンダからシアンへ
ヘリコイドで、ちょうど良い位置を探すのは至難です。
そんな事から、ガイド鏡としたはずでしたが貴重な軽量テスト鏡です。
今回のような出撃には直ぐに持ち出せて最適です。
テストとはいえ写真展に出せるくらいの作品は作りたいとかねてから考えていました。
そんなとき、車のキャッシュバックの普通為替証書が届きました。
夏のボーナス小遣いの残りを足せば、話題のStar71Fiveの値段なら買えそうです。
ただ問題は焦点距離
いろいろなテストに使おうとすると350mmは短い気がします。
FC76Dは高過ぎて手がでません。
VixenのED81SⅡは長過ぎ
レデューサを入れる手もありますがVixenのレデューサにはフィルターネジが無いのが難点です。
Star71Fiveはテストする機会もありそうです。
年末までは円高へ振れると予想しているので、もう少し考えてみましょうかね。