Quantcast
Channel: 天体写真どたばた日記
Viewing all 842 articles
Browse latest View live

最優秀賞に選ばれました。

$
0
0
本日発売の天文ガイド 「読者の天体写真」のコーナーで最優秀賞に選ばれました。
イメージ 1
今年は2月から星雲の撮影は坊主続きで、やっと撮れた作品
おまけに星雲の入選では、前回の南のかんむり座(2013年10月号)以来の2年2ヶ月ぶりの入選
メールで連絡が来たのは月末の30日
あまりに早い連絡にビックリ
定期購読者の方々には、1日に届いてみたいですから早目の編集だったようです。
しかし、予め手記と写真は用意してあったので翌朝には手記を送ってます。
発売日まで待つのが長かったです。

前回の手記では、マニアック過ぎて親戚や同僚からわからんと言われたので、わかりやすく宣伝も入れて書いてみました。
牡羊座生まれの愛妻も喜んでくれました。

手記でも少し触れていますが、発見の発端は3年前に誤って撮影した牡羊座に淡いガスを見つけたから
試写してみると広範囲に広がっている様子
昨年は天候の関係で撮り切れずでいました。

そして今年、UTOさんから海外の作例を教えていただきました。
それによると私が考えていた構図よりNGC918を中心に据えた方が良さそうな事がわかりました。
撮影してみてバッチリな構図で、UTOさんには本当に感謝してます。

次はF3という明るさで、スゴイ時代を皆さんに見て貰いたいです。


曇られました。

$
0
0
今週は良い天気が続いていましたね。

昨夜も天気が持つだろうとテストのため新宮池に行って来ました。

0.05mmのシムリングが届いたので、miniBORG+C0.72Xの光路長を延ばしてのテスト
現地へ到着したときは良く晴れていました。
しかし、テストを開始した途端 曇られて1分1枚しか撮れませんでした。
イメージ 1
EOS60D SS-oneでガイド
やはり、右上が悪い。
0.05mm延長したら、左側も悪くなった。
暖かかったので、もう少しテストしたかったけどなぁ。

結局、TVで東MAXのルーツを見て帰ってきました。

新バージョン公開

$
0
0
天文ガイドの手記でも紹介しましたシャッターコントローラー&モザイクアプリの新バージョンを公開します。


今回のバージョンではMaxImDLに対応しました。
また、Canonでは基板を使わずEOS Utilityからの制御が可能となっています。

いつものお断りですが、本ソフトウェアを使用して発生した損害に対し一切の責任は負いません。

モザイクの使い方

$
0
0
昨日アップした「シャッターコントローラー&モザイク」のマニュアルが難解だという意見を頂いています。

確かに、いろいろな使い方や注意が書かれているのでわかり難いかもしれません。
そこで、まず使っていただくために簡単に基本説明したいと思います。
但し、星図の使い方やASCOMについて理解している事が前提です。

まずは流れです。
 星図で導入する。
 モザイクをASCOMで接続する。
 導入した中心位置を読み込ませる。
 モザイク撮影枚数を設定する。


その1
イメージ 1
① 星図で北アメリカとペリカンの中間に導入したとします。
② モザイクアプリで「ASCOM」をクリックし赤道儀を選んで「接続」
  まんなかの黒枠が基準枠です。

その2
イメージ 2
③ 「セット」を押す。
  黒枠の基準枠のところに青枠が出ます。
  この青枠の中心が導入中心です。
  赤経赤緯のところに星図から位置を読み取ってきます。

その3
イメージ 3
④ 空白枠を押した順番毎に撮影順序番号がでます。
⑤ 「図」を押すと全体の構図がわかりますが、星図に表せる訳ではありません。

撮影順序の変更方法、重なりの補正方法等はマニュアルを熟読してください。

なお、マニュアルに書き忘れましたが、バク情報や質問等は
tez1024アットマークyahoo.co.jpまでお願いします。

シャッターコントローラー

$
0
0
今日は休みだったので、シャッターコントローラーの新Verをテストしてみました。

シャッターコントローラー&モザイク は大きく分けて2つの機能があります。
きょうは前者のシャッターコントローラーについて説明します。
今までの前者は多段階露光などのコントロールを専用基板を使って行うデジカメ専用のものでした。
新バージョンでは、専用基板を使わずEOS Utilityを介してシャッターコントロールができるようになりました。
EOS Utilityを先に立ち上げるとデバイスのところにカメラ名が出ます。
あとは設定したとおりに露出が出来ます。

PHDと組み合わせる事で、ディザーガイドにも対応しています。

ただし、テストした結果ではミラーアップ撮影は使わない方が良さそうです。
1秒露出の画像を量産してしまいました。
もともとEOS Utility自体ミラーアップ撮影は出来ないですよね。
シャッターコントロール側ではEOS Utility側の動作を監視せず指令だけ出すのでミスする場合があります。
イメージ 1

しかし、EOS5D MarkⅡでは接続出来ましたが、EOS60Dではデバイスのところに出てきませんでした。
イメージ 2
どうやらカメラ名が短すぎるとダメなようです。
EOS6Dや7Dをお持ちの方は試してみてください。
バグですのでなんとか対策を立ててもらおうと思います。


EOS Utility以外にもAPTやMaxImDLに対応しました。
これで冷却CCDでも使えるようになりました。
イメージ 3
APTやMaxImではシャッターコントロールは、そちら側のシーケンスに依存されるようになります。
設定したシーケンスが終わると、次のコマに移動してシーケンスを繰り返して撮影を開始します。
動きを冷却CCDを使ってテストしてみましたが、モザイク撮影も上手く出来ました。


APT(Astro Photography Tool)はフリーのデモ版でもBackYardEOSと同じような機能があります。日本語版もComing soon となっています。
また、Plate Solve2と組み合わせる事でステラショットと同じように写した画像から、構図移動が出来るようです。
こちらは使い方がイマイチわかっていませんので、そのうちにテストしてみます。

修正版アップロード

$
0
0
シャッターコントローラーでEOS Utilityの不具合がある件を修正しました。

カメラ名称の文字数が少ないとデバイス欄に表示されないのを修正しました。
Kiss系カメラは前のバージョンで使えます。

お手数をお掛けしますが、ここからダウンロードしてください。

APTの使い方

$
0
0

今日の記事で紹介したAPTの使い方(基本編)です。

まずカメラとPCをUSB接続します。
立ち上げたら「Camera」を選んで「Light Frame Plan(New)」を選択
イメージ 1

すると、設定画面(Plans Editer)が出ます。
イメージ 2

Plan Nameを書いて、露出時間、感度、露出間隔、枚数、Qualityを設定
Add as newをクリックすると左枠内に設定が入るので「OK」をクリック
イメージ 3


シャッターコントローラーでデバイスから「APT」を選んで「開始」
すると右側のボタンがStart→Pauseになり、左上には撮影中の枚数と時間が出ます。
シャッターコントローラーのタスクバーはMaxImとAPTの場合は無効となります。
イメージ 4

この機能は無料版で期限無しで使えます。

ミラーアップの設定が何処にあるのか分かりませんでした。
60DはEOS Utilityと同じように出来ないのかもしれません。

どなたか新しい機種で試してみてください。

PHDのシミュレータ

$
0
0
今日は遠征に行こうと思ったのですが、天気がイマイチ
F3 RD 0.6Xも納入日を間違えていました。
今日、発送で明日到着予定
明日、明後日と休みですが、天気はダメみたいです。

そこで、ミュートンさんご希望のPHD2のシミュレーターを試してみました。
まず、PHD2をダウンロード
次に日本語化ファイルを書き換えて起動

マウントはSimulator
カメラはOn Camera とします。
イメージ 1

サーバーが有効となっているか確認します。
イメージ 2

この後、模擬ダークを撮ってキャリブレーション
イメージ 4

シャッターコントローラーでPHDと接続して開始
イメージ 3
コマ移りの際も自動的にガイド星を選んでガイドしてくれます。


===========================================
このあと星図を使わない導入について説明します。



星図を使わない導入

$
0
0

記事の連投となりますが、ご容赦ください(遠征中止したら暇なもので)

モザイクアプリでは星図を使わず導入ができます。

まず赤道儀とASCOM接続します。
マニュアルにチェックを入れます。
赤経赤緯の値を入れてもよいです。
イメージ 1


明るい星(ここではカペラ)を選んで導入も可能です。
イメージ 2
EQMODなどParkしてある赤道議ではセット→移動→ハンドコントローラーで真ん中へ→同期


位置がセットされます。
イメージ 3

一旦、近くの明るい星で「同期」して「マニュアル入力」→赤経赤緯の値を目標に設定
「セット」すると移動します。
これで任意の赤経赤緯を中心とした撮影が出来ます。
これは淡い星雲には強力な武器になります。

F3レデューサーが来た~

$
0
0

待望のFSQ用F3レデューサー0.6Xが届きました。
まずは、645RDと比べてみました。
イメージ 2

カメラ側から
イメージ 4


私のカメラはクリアーフィルター仕様
何処かにIR-Cutフィルターを入れなければなりません。
今までは、ワイドリングEOSに取り付けていましたが、それはNGとシステムチャートに書かれていました。
そんな訳で一番心配していたのはフィルター取り付け位置
イメージ 1
望遠鏡側に62mmフィルターが取り付けられるネジが切ってあります。
しかし、説明書を見ると、この位置では後玉に当たるということでNG
FSQ130EDでもフィルター枠の厚さが6mm以下のものしか取り付けられないと書いてありました。

組み込んでピント位置をザックリと確認
イメージ 5
星で試してみたいところですが、これ以上1~2mm内側にピント位置があるとマズイ事になります。

残っているフィルター装着位置は後玉の後ろ
取扱説明書でも、ここはNGと書いてあります。
イメージ 3
そうは言っても何処へもフィルターが取り付けられないのは困ります。
この位置なら当たってもレデューサーの枠
フィルターが傷つく事はあっても後玉やレデューサーのレンズが傷つく事はありません。
但し、思い切り入れてしまうとフィルターが割れてレンズに傷がつくかも
気をつけて、まずは、これでテストしてみたいと思います。

やはり予想はしていましたが前途多難
EOS 6D(SP4)などのカメラと交換しろという事でしょうか。
それでも、ゴーストが出ない保証はありませんから難しいところです。

冷却CCDの場合はEOSマウントを入れる所に、54mmオス(光路長56mm+SIM0.2mm)のリングがありますので、当面は困りません。
本格的に冷却CCDを使うなら、CAリングQEを外すとM72のネジとなっているので、そこから59.1mmとなるリングを作った方が良さそうです。

フィルター無しだと

$
0
0
前回の記事で私のカメラはクリアーフィルターのため、IR-Cutフィルターを何処かにいれないとダメだと書きました。

その、IR-Cutフィルターを入れないで撮ったものがあったのを思い出して処理してみました。

こちらは、UIBARフィルター
イメージ 1
こちらは、Noフィルター
イメージ 2
Noフィルターだとシアン系のフリンジが出ます。
新しいレデューサの収差が改善されていれば、Noフィルターでも使えるのではないかと思います。

さて、いろんなフィルターを試してみましたが、フィルターを入れると写らない難物があります。
撮っただけで処理もせずにしていたのをザックリと処理してみました。

BigDipper7k Nebula の NGC3945付近
イメージ 3
FSQ106ED + 645RD + EOS5D Mark2
iso1600 7分 64枚

画角を比べてみた。

$
0
0
アイちゃんのコメントを見てX-A1が使えるじゃんと思ったので画角を比べてみました。

イメージ 1
X-A1はミラーBOXが無い分トリミングもしなくて良いので645QE相当の画角で使えそう。
明るいので速写性もあり
モザイクアプリと絡めて使えば最優秀も獲れるかも


こちらはF3レデューサ同士
イメージ 2
フルサイズだと、広~い

こうやれば入るかな

$
0
0
手持ちのEOSマウント60を使ってカメラ側からフィルターが入れられないか考えてみました。

イメージ 1

50mmのところに2インチフィルターを入れてEOSマウント60で蓋をします。
良く光路長を間違えるので、もう一度確かめてみます。

明日は朝早くから仕事
こんな事をやっていたら、もう寝る時間
新月期のこれからという時間に寝るのは辛いですね。

==================
早速 シムリングの厚さが違うのに気がつきました。
2.5mmを入れれば56.2mmになるはず
ここで、光路長を調整する予定

例会

$
0
0
仕事が忙しかったので、久しぶりの記事投稿です。
やっと休めたので遠天の例会に行ってきました。

行く前に床屋に行ったので少し遅刻
10分ぐらい遅れただけですが、珍しく7名もの方が集まっていました。
久しぶりにミュートンさんも参加

行った時には、ちょうど共同観測所の現地調査結果について報告されていました。
 パノラマ写真と地形図
イメージ 1
南側にひのきの森がありますが、ここは伐採して見晴らしが良くなるとの事
ただし、東側の見晴らしが悪いのが難点
彗星撮影のためには南東が開けていないとつらいです。
しかし、空は暗くて我が家からも1時間ほどで行ける場所
建物もあり水道・電気は大丈夫との事。
外観は綺麗に見えますが、かなり雨漏りをしているようです。

どのような観測所とするか? 費用は? 運営は? と盛り上がってきました。
まだ借りられるかどうかはわかりませんが、少しばかり進展があったようです。

次はタシロ大佐の新機材SXPの話題
ノータッチ精度が悪いとの事で不満な様子
勧めた私としても責任を感じますが、皆さんがJPと比べるのは酷と言ってくださいました。
最近の赤道儀はガイド前提で作られているから、遠征用の軽い赤道儀となるとノータッチは無理があると思いますが、昔からやっている方には不満が出るのはやむをえないかも・・・

夜になってピリオディックモーションテスト結果が送られてきました。
 カタログスペックは±12秒
 ちょっと、この機体は悪過ぎるように感じます。
イメージ 4
SXP使いの方の意見をお聞きしたいです。
(撮影間隔は1秒)


そのうちにUTOさんも登場
今朝、撮ったばかりのカタリナ彗星を見せて貰いました。
ダスト&イオン ティルが開いて見応えがありました。
近日点を通過して地球には近づいてますが、尾が長く見えることは期待できそうもありませんね。

彗星では、M-GENで彗星核ガイドが出来るかどうかをタシロ大佐が気にされていました。
普通のガイドではバッチリ点となるので買おうか迷っているようですが、問い合わせ結果では彗星核ガイドの実績は無いようです。
カタリナ彗星でテストしてみたいと仰っていました。

そんなワイワイガヤガヤの後
来年のスケジュールの話し合い
写真展は、5月28日(土)から6月12日(日)と決定
作品集合、例会の日、竜頭山観望会の日、年忘れ鍋会の日が決まりました。
一応、来年は写真展&例会会場として、今の場所が使えるとのことで一安心


そのあとは、ミュートンさんがモザイクアプリの実演をやってくれました。
(写真を撮り忘れましたが・・・)
ミュートンさんはシミュレーターモードで練習されたようで、私よりも使い方を習得されていたようでした。
皆さん、おー いいじゃないかと言ってくださいました。
このとき、会のMLでダウンロード先を周知していなかった事に気がつき、早速、APTとともに周知を約束してきました。

そして、Yamatomoさんがフィルター内蔵ワイドマウントを持ってきてくれました。
イメージ 2

イメージ 3

休みや天気の関係でF3 Reducerのデビューは遅れていますが、これで準備万端です。

F3レデューサテスト

$
0
0
今夜は月出までF3レデューサのテストをやりに新宮池まで行ってきました。

やはり、72mmのフィルターを入れるとピントが出ませんでした。

72mmフィルターを外して、ピント位置でのドローチューブの位置
イメージ 1

ピントゲージも入りません。
イメージ 2

このときの四隅の星像
イメージ 3
ウヘッ 外側に流れている。
それにシアンに転ぶのも645QEと同じ
ノーフィルターではシムリングを入れての調整が必要のようです。

このときのケラレ
イメージ 4


では、Yamatomo製 ワイドリング内蔵フィルター
イメージ 5
ノーフィルターよりは良い。
ピント位置も伸びて、ギリでピントゲージが入った。

カメラが片ボケしていてノーマルのワイドリングを使っているので、右側が肥大しシアンになっている。
イメージ 6

このときのケラレ
 フィルターを入れた事によるケラレは無さそうである。
イメージ 7
スケアリング調整機能付きマウントにフィルターを入れれば使えそうである。
なんとか、使える目途がたってホッとした。
Yamatomoさんに頼んで、UIBARフィルターを入れて貰おうと思う。

リゲルでゴーストチェック
イメージ 8
645QEで出た矢のようなゴーストは無し

なんとか使えそうな気がしてきた。
感想は
ピントがシビア
設営時の気温が16時で11℃ 撤収時の気温が21時で3℃
15時から温度順応させたが、温度変化については注意が必要

次はフルサイズ冷却CCDで星像&ゴーストチェックかな。



道のりは険しい

$
0
0
フィルターは何とかなりそうな感触は得たが・・・
F3.0ともなると、バックフォーカス・ピント・スケアリングなどの調整が難しい。
そして、シーイングなどの撮影条件

撮影開始時(ノーフィルター 200%拡大)
イメージ 1
撮影終了時(気温3℃低下)
イメージ 2
星像が若干大きくなって、マゼンダからシアンに変化

フラット(ミラーアップなし)
イメージ 3
ミラーの無いカメラが欲しくなる。
4隅のケラレはしょうが無いか。

スバル
イメージ 4
ISO1600 4分 4枚 スケアリング不良は何ともし難し。
画角 広いですねぇ

ピント位置

$
0
0

ワイドマウント内蔵フィルター(UV/IR-Cut)でのピント位置
イメージ 1
写真を撮っていて金具が傾いているのに気が付いて外してみました。
この金具は良かったのですが、ネジが曲がっていました。
金具の厚さは3mm 鏡筒が伸びてくると、もう少し薄くしないと用をなさないかもしれません。
イメージ 2

そして、今夜はテストで撮影したのを処理してみました。
カシオペアの中心です。
イメージ 3
ノーフィルター iso1600 3分16枚
フィルター有り iso1600 4分 8枚
EOS  5DMk2

ノーフィルターの物も入れてあるので星像は大きくなっています。
フラットもミラーアップして撮っていないのでマッチングしていません。

明日はワイドマウント内へUIBARフィルターを入れる事に挑戦してみます。

ワイドマウントにフィルターを入れる の巻

$
0
0
今夜はスケアリング調整機能付きEOSワイドマウントにフィルターを入れてみました。

まずは、Yamatomo製 純正ワイドマウントから
イメージ 1
純正ワイドマウントのカメラ側は径が48mm
ここへ、49mmフィルター押さえリングを入れ反対側からフィルターを入れてあります。
UV/IR-Cutフィルターの径は47mm

望遠鏡側のTリング径は47mm
フィルターを挟み込んで、かろうして落ちてこないようになっていました。
イメージ 2
しかし、IDASのUIBARフィルターの径は、なんと45mm
その他のナローフィルターも45mm
落ちてきてしまいした。


次は、スケアリング調整機能付きEOSワイドマウント
こちらの径は47.4mm
49mmのリングが入りません。
そこで48mmのフィルターからリングを外して入れてみたところ入りました。
イメージ 3

今度は望遠鏡側Tリング
 こちらも47.4mmとずん胴になってます。
イメージ 4
これでは、純正と同じように挟み込んでの脱落防止は出来ません。

完成形
結局、裏からも48mmフィルターリングを入れて固定する事が出来ました。
内側にはネジを切ってある訳ではなく迷光防止のミゾで、かろうじて止まっている状態
いつ落ちてきても、おかしくありません。
良い子の皆さんは真似をしないでね。
イメージ 5

しかし、ここへ45mm径のUIBARフィルターを入れると、カタカタと音を立てたかと思うと落ちてきてしまいます。
IDASのフィルター枠では押さえリングとのクリアランスがギリギリで固定されているようです。

なんとかなりましたが、yamatomoさんから借りたUV/IR-Cutフィルターしか使えないのは残念

また、せっかく明るくなったのにナローフィルターが使えないのも残念
何処にもフィルターが入らないレデューサーなんてデジカメユーザーは無視なんですね。

この内蔵フィルターでゴーストが出ようものならヤフオク行きになるかも・・・

ケンコーとタカハシ純正の違い

$
0
0
またまたフィルターネタで、すみません。

今夜は晴れているのですが風があって寒いのでテスト遠征は中止

yamatomoさんのコメントでワイドリングがケンコー製ということだったので純正品で試してみました。
イメージ 1

かなりガッチリと49mmリングが入りました。
イメージ 2

この上にBAADER製47mm径のUV/IR-Cutフィルターを置きます。
イメージ 3

そして挟み込んでもフィルターが落ちませんでした。
イメージ 4
EOS60Dの方はカメラのスケアリングは正常なため、こちらのワイドマウントを使う事になります。
フィルター本体をスケアリング調整付きと入れ替えるのも面倒なので、早速BARRDER製48mm(2")のUV/IR-Cutフィルターを注文しました。
という事で、yamatomoさん この49mmフィルター押さえリングもください。

さて、リングを外されたIDAS48mmフィルターです。
IDASにフィルター枠のみ売ってくれないか?と聞いてみたところ、つれなくNG
UIBARフィルターは、こんな状態
イメージ 5

そこで、IDASの48mmフィルターを持っている方に、お願い

フィルターに傷がついたりして枠が眠っている方がいましたら売ってください。

昨夜のテスト撮影

$
0
0
昨夜は月出まで晴れそうだったので新宮池に行って来ました。

途中の春野の温度計は10℃
現地着は16時頃
さっそく望遠鏡を出して外気にさらします。
このときの気温7℃

機材を組み立て、まずは5D Mk2でワイドマウント内蔵フィルターの確認
イメージ 1

左下が、ちょっと延びていますが、これ以上の調整は止めました。
右側は少し肥大しています。
後から確認すると、こんな状態
イメージ 2

やっぱり右側が肥大しています。
調整するためには6箇所のうち4箇所(残り2箇所はレンチが入らない)のイモネジを緩めてリングを動かします。
しかし、油断するとカメラが落下しそうです。
風が強くて体感温度は低下。危ないため調整は諦めました。
使えそうだとわかっただけでも良かったです。

M34
 ISO1600 3分8枚
イメージ 3

フラット
 四隅はケラれています。
 気になるのは右側が若干暗い
 このカメラは昔から右側の処理に苦労します。
イメージ 4

お次は、冷却CCD (BN-82L)
 L画像(10分)
 風は時折、車を揺らすほど
 シーイングもメタメタの状態にしては良いのかなぁ と思います。
イメージ 5

 フラット
イメージ 6
 フィルターが小さいので若干ケラれています。
 流石に645のようにフルサイズ近辺でフラットではないです。
 中央集光が強い感じ これから、これに悩まさせられそうです。

で、もって試写結果
イメージ 7
L:10分 5枚 RGB各5分3枚(ビニング)
ダーク、フラット処理

雲の通過もあって、Lの枚数が稼げませんでした。
安いORIONのフィルターなので星の回りにハロが出ますが、矢のようなゴーストは出ませんでした。
デジカメの方もゴーストは大丈夫だと思います。

それにしても広い画角です。

帰り(3時頃)の春野の温度計は8℃
撮影中の気温は、18時からずっと6℃
こんなに温度変化が無いと楽
そんな訳で、ピント移動値は掴めませんでした。

Viewing all 842 articles
Browse latest View live